カメラを選択する際に、目安の一つが画素数。

個人的には多ければ良いってもんではないと思ってた。

・データが大きくなる
 カメラでのデータ書き込みやパソコン上での編集ソフトの動作が遅くなる。

・高感度が弱くなる
 1素子あたりの受光レベルが下がるから高感度が弱くなってノイズがのる。

が主な理由で、APS-Cサイズだと1600万~2400万画素辺りがベストだろうと考えてた。
実際にどのメーカーのカメラでもそのスペックぐらいが名機であることが多い。

ところが今回、超望遠撮影してきたところその考えを改める必要があった。
国際宇宙ステーションISSを撮影したのだが、純粋に
「高画素モデルが欲しい」となった。

A81R9173

月の右下にゴミのように見えるのがISS。
トリミングして拡大してみると

A81jjR91ll73

ぎりぎりだよね、あぁ、これはゴミではなくてISSだとわかるレベル。
これだと写真というより記録。
もう少しだけ解像感あると写真と言える。
となると、1600万画素~2400万画素では足りない。

この写真は1DX+600mmF4×1.4エクステンダーで撮影したから
1800万画素からトリミングすると実際はこんな感じ。

これが5Dsの5000万画素だとどれくらい解像するのか興味がある。
ぶっちゃけ5Dsの5000万画素なんて必要なのと軽く考えていたが
撮影ジャンルによっては必要と分かった。

ただし今回のように夜間だと高画素モデルのAFとノイズが
低画素フラグシップモデルとどれくらい違うのか、ネットで調べてみるとかなり微妙なライン。
今回の月は高輝度なのでISO1000でシャッタースピード1/2000で撮影。
おそらくこの条件だと5Dsでも大丈夫だろうが、もう少し厳しい条件だと
どうなるかわからない。うーん、興味がある。

やばい、5Ds欲しくなってきた…
いやいや買うならミラーレスフルサイズ…
いやいや5Dsの後継機…

はい、また悩みながら年が暮れていく。
今年もありがとうございました。